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                                    |  | No,01 | 捕虜 |  
                                    | 英国軍捕虜の日本兵 〜母国を嘆く日々〜
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                                    | 名  前 | 杏子(あんこ) |  
                                    | 職  業 | 幹部の娘 |  
                                    | 身  長 | 176cm |  
                                    | 血液型 | 英型 |  
                                    | 出  身 | 大日本帝国 |  
                                    | 趣  味 | 和柄の小物集め |  
                                    | 特  技 | 料理(日本食) |  
                                    | その産声は1920年1月22日、とある院内で響いた。それが杏子(あんこ)である。父は軍隊の有能な幹部、母は客室乗務員という絵に描いた様な幸せな家庭の下、何一つ不自由なく育てられる。教育熱心な母は幼い頃から杏子に、お茶、お華、日本舞踊等、和の心を尊ぶ習い事をさせた。その影響もあり、杏子は愛国心が強く、温厚篤実な性格となる。しかしその幸せは突如奪われる。杏子の二十歳の祝で英国に赴いた時のことだ。英国側に日本の幹部の娘が来ているという機密事項が流出し、英国軍に拉致監禁され、杏子は捕虜とされてしまった。唯一許された外出は水を飲む時。しかも他国の軍服を身にまとわされ、常に監視の目が光る。空が見えるその時、杏子は最愛の両親と母国を直想うのだ。母の形見のハンカチを握りしめながら…。
 
 
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